徒然なるまま、日々暮らす

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海の中道を全力で走ってきた人の話

どうも、蹴鞠です。

 

博多湾に「海の中道」という場所があります。福岡市中心部から湾を隔てた対岸にあって、先は志賀島に続いています。志賀島は金印「漢委奴国王印」が出土したところでも有名です。

 

さて、海の中道という場所はずっと気になっていたんです。地図上では細い砂州の様な雰囲気ながら、鉄道路線が通っているんです。

こんな細長い場所には鉄道が必要なほど、人が住んでるのか?いったいどんな場所だろうか、と不思議に思ってました。

 

そこで、たまたま福岡へ行った際に立ち寄ってみました。

 

博多駅から東側へぐるっと博多湾を回り込むように、たしかどこかで乗り換えつつJR香椎線に揺られ…

やってきました、海ノ中道駅です。ログハウス風の小さな駅舎でした。

 

海ノ中道駅の周辺は公園になってました。あれだけ気になっていた場所ですが、実際行ってみれば、こういった場所は公園になっているのは確かによくありそうだなあと感じました。

 

マリンワールド海の中道。水族館です。入ってはいないです…

海沿いは、博多湾を挟んで福岡の市街地が望めます。

 

こんな感じで海の中道はこんなところかと散策して、さあ、時間もないから帰ろうと船に乗ろうとしました。博多湾には福岡市営の渡し船がいくつか運行されています。

マリンワールドにも入らず、なんでこんな焦っているかというと、飛行機の時間が迫っていたからです。

 

海ノ中道の公園にある船着場にきてみると、あれ、ちょうどいい時間の船がない。たしか、渡し船の時間などは事前に調べてはいたと思いますが、海の中道の船着場にちょうどいい時間の船がない。

 

案内をよく見てみると、次に一番早く出る船は鉄道でいったら隣の駅、西戸崎(さいとざき)にある船着場から出るようです。時間は約20分後。

スマホマップの時間予測は歩いて約30分。

 

飛行機の時間が迫ってるとはいえ、海の中道の船着場から出る船を待っても大丈夫な時間はあったはずなんですが…

 

僕は走って、西戸崎の船着場に向かうことにしました。

 

今振り返っても、なんであんなに焦っていたのかは謎です。そこそこの重さのショルダーバッグを抱えて、残暑が残る9月の空の下、めちゃくちゃ走りました。

あ、ちなみに鉄道に乗る選択肢は時間が合わなかったのでありませんでした。

 

ひいひい言いながら、なんとか出発5分前に船着場に着いて、無事船に乗ることができました。

 

西戸崎駅付近は、静かな住宅地が広がっていました。マンションもあって、かなり人が住んでいるのかなと思います。

図らずも、海の中道に鉄道が伸びている理由も垣間見えました。もう、走りたくはないです。

 

実をいうと、九州に着いたのは前日の夜9時ごろ。神奈川・横須賀から21時間かけフェリーで来ていました。まさしく、弾丸旅行です。フェリー乗船記はまたの機会に。

 

福岡の滞在時間、約16時間ほど。船に乗って、海の中道を全力で走ってきた人のお話でした。

 

ではでは

 

参考サイト

Wikipedia

マリンワールド海の中道 公式HP

・福岡市

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